膝痛・変形性膝関節症

こんな症状でお困りではありませんか?


  • 歩く時に膝が痛い
  • 何もしていない時や寝ている時に膝が疼いて痛い
  • しゃがみ込んだり、動作をする時に痛い
  • O脚またはX脚等の変形が見られる
  • 膝を動かすと「ミシミシ」と音がする

お悩みの方はリアーク整体院にご相談ください!

変形性膝関節症ってなに?

太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(けい骨)は、 関節包(かんせつほう)というものに覆われています。身体の体重の負荷などによって膝の軟骨がすり減ると、細かい「削りかす」によって、関節包の内側にある滑膜(かつまく) という膜に炎症が起こります。

炎症はもともと身体の組織を修復するための反応で、膝の場合は削れた部分の軟骨を修復するために起きるのですが、炎症の過程で、関節の周囲が腫れたり、痛みが出たりします。

関節は関節包に包まれた袋みたいになっています。この袋の中に数ccの関節液があり、関節液は軟骨に栄養や酸素などを与えています。関節の中で炎症がおきると、この修復させるために関節液が増えます。打ち身をしたところが腫れるのと同じ理屈です。

この増えた関節液が膝などが腫れた時によく言われる「水」です。つまり水は炎症の結果です。軟骨や骨の中には神経が通ってないので、軟骨が削れたから痛いのではなく、炎症が起きることで痛みが出てくるのです。

この炎症が起きた状態で軟骨に負担をかけてしまうと、さらに軟骨が削れていき、それが更に炎症の原因になるという悪循環に陥ります。

若い人の軟骨は白く光沢があり、弾力もあります。年齢を重ねるごとに、軟骨は黄色くなり、徐々に軟骨の弾力がなくなってきます。そうなると軟骨がすり減りやすくなります。軟骨がすり減り、炎症が続いていくと、レントゲンでも分かるくらいに軟骨が減ってきます。

この状態が続くと、骨にも影響が出てしまい、骨が硬くなってしまったり、余分な骨ができてきたり、骨がすり減ってきたりします。
すると骨が変形してしまう。これが、変形性膝関節症です。

膝痛になる原因は?

膝痛になる原因として多いのは、普段あまり運動していない人が旅行や買い物で急に長時間歩いたり、登山に行ったり、日ごろ行わない急な負担をかけた時です。
その負担によって膝の中で炎症が起きてしまい、痛みや腫れ、水がたまります。
こうした場合、大事なことは、それ以上の負担をかけないことです。

普段から運動をされている人は、痛みがあっても無理に運動を続けがちです。
負担をかけたあとの痛みは、すぐに収まる程度であれば続けても構いませんが、翌日まで痛みが出るようなときは、3日から5日感程度、運動を中止して、膝や膝に関連する太ももやすねなどの筋肉を休ませてください。
そして、日常生活の中での必要最小限の動きにしていれば、炎症が治まって痛みが徐々に引いていく場合があります。

打ち身などの場合に、しばらく安静にしておくと腫れが引いていくのと同じです。
痛みが減ってきたら、痛む前の半分程度の運動から再開してください。

運動の時だけ痛くて運動を終えたらすぐ消えるような痛みなら気にしなくて構いませんが、翌日、翌々日まで痛みが続くようなら、施術を受けるべきでしょう。

変形性関節症は、「一次性」と「二次性」に分けられます。

一次性の関節症とは、関節にもともと障害や形の異常がなく、年齢を重ねるごとに体重や運動などの負荷がかかり発症するものです。
もう一つの二次性の関節症は、骨折や靭帯・半月板の損傷などの外傷や股関節の形態異常、関節炎、痛風、リウマチなどの病気の後に発症するものです。
膝の関節では「一次性」の割合が多く、中年以降の女性に多い病気です。

変形性膝関節症の症状は?

変形性膝関節症の場合、初期には歩き始めや立ち上がる時など動作開始時に痛みが出ることが多く、進行するにしたがって動作中に痛みが出るようになります。階段を昇ったり降りたり、とくに降りるときや、普段の歩行にも支障を生じるようになり、膝の曲げ伸ばしが制限され、正座やあぐらが難しくなります。滑膜(関節包の内面をおおう結合組織の層)の炎症・増殖による滑膜炎が起こると関節に水がたまり、腫れたり・圧迫感を訴えます。さらに関節の軟骨や半月板が変化したりすり減ったりすると、関節を動かしたときに痛みを伴ってミシミシやゴリゴリと音が出ることがあります。

太ももの筋肉、大腿四頭筋や大腿屈筋群の筋力低下や、関節面の骨の破壊が進んでいくと、関節の不安定感を訴えます。
日本人では大多数が関節の内側の変形が強いため、内反変形のO脚になります。

変形性の関節症とは?

変形性の関節症は、「関節軟骨の変性・摩耗とその後の軟骨・骨の新生増殖、および二次性滑膜炎などに基づく進行性の変性関節疾患」と定義されます。
まず何らかの原因で関節の軟骨が傷み、すり減ると、人間の身体はそれを修復しようとします。
でも正常な状態に修復することは出来ずに、周囲の負担のかかっていない部位に異常な軟骨や骨のトゲ(骨棘)として増殖します。
こうしてどんどん関節の変形が進んでいきます。
こうした変化に伴い、関節内の滑膜という組織が炎症を起こし異常に増殖して、関節内に水が貯まります。

関節の変形は、全身のどの関節にも発生するものであり、年齢を重ねるとともに発生頻度は増加します。
しかし関節の変形があっても、特に体重のかからない関節では傷みなどの症状が全くない場合も多く、関節の変形に症状が出てきた状態を「変形性関節症」と呼びます。体重がかかり酷使される機会が多い膝関節や股関節に発症しやすい傾向にあり、スポーツ選手や重労働者、中年以降の肥満女性などに多く発症します。

どんな施術をして膝痛・変形性膝関節症を改善するの?

リアーク整体院では身体全体のバランスを診ていくと同時に、普段の生活から膝関節に負担をかけている根本的な原因を見つけ出します。
そして、痛みの出るメカニズムをもとに、患者様の症状に見合った施術を行っていきます。